予防接種や健診は忘れずに受けましょう

2020.08.26
お知らせ

新型コロナの猛威が継続受診控えで我慢は禁物

新型コロナウィルス感染症が相変わらず猛威をふるっています。皆さんの中にも、外出することを大変躊躇されている方も多いと思います。診療所に受診するのも感染の機会となってしまわないかと心配されている声もたくさん聞きます。
もちろん、診療所で新型コロナウィルス感染症に感染してしまうことは絶対に避けなければならないことですが、受診するのを躊躇したために、薬を飲まないまま持病が悪化してしまったり、具合が悪くても我慢して重症化してしまうという事態にはならないようにしなくてはなりません。

こんなときこそ予防医療電話予約のご協力を

診療所を始めとして各事業所では、感染拡大予防のための対策を練っています。消毒をこまめに行い、診療所の待合室で密とならないように、予約を取ることをお勧めしておりますので、是非ご活用ください。曜日や午後の時間帯によってはあまり混雑しないこともあり、お知らせできますので、ご相談ください。
家庭医は、疾患の治療だけでなく、健康な人の健康を守る予防医療も担っています。予防接種や健診は不要不急ではありません。特に赤ちゃんの予防接種を遅らせると、免疫がつくのが遅れ、重い感染症になる危険性が高まります。お子さまの健康が気になるときだからこそ、予防接種と乳幼児健診は、遅らせずに、予定どおり受けましょう。集団健診が中止となっていることもありますが、身体計測、発達のチェック、股関節のチェックなど診療所でもできますので、ご相談ください。一般の受診患者と別の時間や場所で受けられるよう工夫しております。まずはお電話で予約していただきますようご協力お願いいたします。

健診早期受診でウイルスに備えましょう

8月1日からは区の健康診査も開始される予定です。感染症にかからない体づくりが非常に重要ですので、健康診査で自分の体の状況を知り、治せるところは治しましょう。寒くなってくるとウィルスの性質上、感染が広がりやすくなることが予想されます。早いうちに健診を受けられることをお勧めします。

医師部長安来志保