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コロナ禍でのリモート開催「これから医療生協の出番」
第73回通常総代会 全議案採択

2020.08.05
お知らせ

【コロナ禍での開催】

参加総代人数を各支部から3名とし、高円寺地域区民センター(セシオン杉並視聴覚室)にて、6月20日(土)に開催。3診療所や介護事業所と本会場をリモートでつなぎ、行いました。

開会挨拶吉岡尚志理事長
コロナ危機の時こそ、医療生協の出番!
東京西部保健生協の未来を切り開く年に!

昨年の総代会報告は、ここ数年連続の経営赤字の報告でした。あれから1年、新しい専務理事の下、新しい事にチャレンジし、多くの課題に取り組み、着実に一年間努力し、成果を挙げた結果、黒字を出す事が出来ました!ビジョンと目標を持って取り組み、仕事を作り替え、医療生協らしい組織になる事を目指して来た、その結果の黒字です。その事によってみんなの中に元気が出て来ました。しかし、まだ出発点です!
そんな時に新型コロナが出ました。これから私たちの力が試され、これからが本番です。今、暮らし続ける上で最も大切なのは「つながり」です。これをどう作るのか。詐欺の多発で「人は信じるな」と言われ、善意、助け合い、家族力、これらが置き忘れられています。
協同組合で安心をみんなの努力で保障し合う事が求められています。今こそ医療生協の出番です!
この厳しい時だからこそ、全力で暮らしと健康の立て直しに取り組みましょう!新型コロナを乗り越えるためには、くらしの作り変えが求められていますが、これは医療生協の得意技です。組合員が出資し、自分たちの命と暮らしを守る診療所、施設を作り、専門家と力を合わせ、ともに活動する。こんな組織は医療生協以外にはありません。リーダーはもちろん、みんなが変わらなければ組織は変わりません!あとは、ベクトルを揃え、みんなで力を発揮する事!本気になって東京西部保健生協の未来を切り開こうではありませんか。

議案提案松本弘道専務理事
事業を未来志向ですすめ、WITHコロナ時代の組織活動の研究をすすめます

ワンチームで頑張った1年間でした。一年前の総代会で満場一致で新しいビジョンを確認し、組合員と職員が決めた事をやりきるという事にこだわって進めて来ました。その結果、10月から6か月連続して黒字を計上し、長年赤字続きだった経営が計画には及びませんでしたが、少し改善出来た年でした。何と言っても、東京西部保健生協の可能性「やればできる!」という事で未来に向けて元気が出る、その事が一番の成果でした。
本日提案する5か年計画は、黒字にするかどうかという事だけでなく、“組合員、職員が何をやりたいのか、そのためにどの位の物が必要なのか”という未来志向で行きたいと考えています。
地域を健康で豊かにする事にこだわり、計画達成まで頑張り続けられるようにしたいと考え、今年は何とか黒字に転じました。収益は減らしましたが、経費を減らし利益を減らした事が要因です。今年は増収、増益、経営の安定化を目指す年にすることが目標で、頑張って収益を上げていきます。2020年度外来は常勤の医師を獲得し、診療単位が増え、収益増の予算となっています。在宅医療センターも立ち上げ、杉並区全体をフォローする事で増収になっております。阿佐谷に新支部が結成され、そこに2つ目の訪問看護Stが作れないか検討し進めて行きます。地域の組合員活動の居場所と、事業活動を一体化し、取り組めるようにして行く事を5年間かけて進めて行きます。看護小規模多機能施設の事業等も検討し進めて行きます。一方、出資金は減少傾向にあり、しっかりと増やして行く事が必要です。withコロナの時代に入ります。新しい日常活動に合わせた組合員活動を皆さんと一緒に検討していく年にします。この壁突破するために皆さんと共に、研究を進めて行く年にします。

だるまの開眼式

最初に黒字になったら片目を入れ、開眼させる事になっていた〝だるま〟。総代会の場で吉岡理事長が、松本専務理事と共に報告に合わせて〝両目でおめざめ〟。