東京西部保健生協とは
ごあいさつ
1951年(昭和26年)に設立された東京西部保健生活協同組合は、地域の組合員の皆さまに支えられ、おかげさまで70余年の歩みを続けてまいりました。
私たちは「誰もが安心して健康にくらせる地域社会」をめざし、医療・介護・福祉・予防活動を中心に、地域の組合員の皆さまと活動を続けてまいりました。
現在は、杉並区内で3つの診療所と5つの介護事業所を運営しております。地域の方が安心して暮らしていける医療・介護サービスを提供できるよう、地域の様々な医療・介護機関とも連携し、組合員要求に応える形で事業を継続していきたいと考えております。
少子高齢化やライフスタイルの多様化が進むなかで、健康や暮らしに関する課題はますます複雑になっています。杉並区では高齢単身世帯の増加傾向が顕著となっています。このような時代だからこそ、地域のつながりや支え合いを大切にし、一人ひとりのいのちと生活を守る活動を続けていくことが私たちの使命です。「昨日よりも今日が、さらに明日がより一層意欲的に生きられる。そうしたことを可能にするため、自分を変え社会に働きかける。みんなが協力しあって楽しく明るく積極的に生きる」という医療生協が大切にする価値と健康感にもとづき、医療・介護・健康づくりの事業と運動をすすめ、地域まるごと健康づくりをめざします。
人と人とのつながりの場、困った時に相談できる地域の場、居場所として「たまり場」を設置し、組合員の皆さまが主体的に集まり参加できる「班活動」も活発に行われています。転倒予防・介護予防を目的に考案された「ころばん体操」が地域の多くの支部で健康づくりの活動の一環として広く実践・継続されていることはとても意義深いことです。
今日までの東京西部保健生活協同組合の発展は、組合員、役職員の努力とともに地域の皆さまのご理解、ご支援のたまものです。これからも皆さまと力を合わせ、安心と信頼の輪を広げ、なくてはならない医療生協を目指し邁進していく所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
東京西部保健生活同組合
理事長 吉岡尚志
医療福祉生協の理念
健康をつくる。平和をつくる。いのち輝く社会をつくる。
そのために
地域住民と医療や福祉の専門家が協同します。
多くのひとびとの参加で、地域に協同の“わ”をひろげます。
私たち医療福祉生協は、日本医療福祉生活協同組合連合会の設立趣意書をもとに、憲法 25 条(生存権)や9条(平和主義)、13 条(幸福追求権)が活きる社会の実現をめざします。
私たちの使命は、地域まるごと健康づくりをすすめることです。
○ 私たちは、医療や福祉の事業、健康づくりやまちづくりの運動を通じて、平和や社会保障の充実を求める運動や環境へのとりくみをまちぐるみで総合的に進めます。
私たちは、地域住民と医療や福祉の専門家が協同する組織です。
○ 私たちの組織の最大の特徴は、ともに組合員として生協を担う地域住民と医療や福祉を担う専門職がそれぞれ主体者として協力しあうことにあります。その優位性を事業と運動の全ての場面で活かすことを大切にします。
私たちは、多くのひとびとの参加で、地域に協同の“わ”をひろげます。
○ 私たちは、ICA原則にある「コミュニティへの関与」をもとに、地域の中に協同の“わ”を広げることを重視し、国際連帯の活動にとりくみます。
2013年6月7日
日本医療福祉生活協同組合連合会
第3回通常総会にて確定
概要
法人名 | 東京西部保健生活協同組合 |
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住 所 |
〒166-0011 東京都杉並区梅里1-7-14
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連絡先 | |
理事長 | 吉岡 尚志 |
定款地域 | 東京都全域 |
設 立 | 1951年1月 |
事業所 | 診療所(3事業所) せいきょう診療所、和田堀診療所、上井草診療所 介護事業所(6事業所) すぎなみ中央訪問看護ステーション、すぎなみ中央訪問看護ステーション サテライトのぞみ、上井草虹のヘルパーステーション、東京西部居宅支援事業所、上井草居宅支援事業所、上井草診療所デイケア |
沿 革
1950年3月~7月 | 供給事業開始(購買生協の前身) |
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1950年8月 | 生協創立総会 杉並中央生活協同組合 |
1951年1月 | 生協設立登記 和田堀診療所開設(人格なし法人) 第一診療所(上井草診療所)創立(人格なし法人) |
1952年 | 杉並中央診療所開設 |
1953年 | 上井草診療所として正式発足(人格なし法人) |
1955年10月 | ゆりかご保育園事業開始 |
1956年 | 惣菜部開設 |
1958年 | 第二店舗設置(家電機器販売) |
1959年8月 | 病院用地買収(現せいきょう診療所) |
1960年 | 供給事業廃止 |
1961年3月 | 組合病院開院(現せいきょう診療所) |
1961年 | 和田堀診療所2階増設 入院ベット8床 |
1965年4月 | 組合員集団検診開始 |
1970年3月 | ゆりかご保育園の社会福祉法人化を決定 |
1971年2月 | 社会福祉法人「虹旗社」設立許可新「すぎなみゆりかご保育園」開園 上井草診療所 家主明け渡し要求 医療生協組織としての再建方針決定 |
1972年 | 杉並医療生協設立(上井草診療所) 五日市街道道路拡幅計画事業決定 |
1973年 | 富士見ヶ丘生協診療所開設 |
1982年 | せいきょう診療所開院 |
1987年 | せいきょう診療所「高齢者助け合いの会」発足(金曜会前身) |
1990年 | 創立40周年祝賀会 |
1991年 | 和田堀診療所「仲よし会」発足(食事会) |
1997年 | 和田堀診療所新築移転 |
1998年 | すぎなみ中央訪問看護ステーション開設 上井草訪問看護ステーション開設 |
1999年 | 杉並中央生協と杉並医療生協合併→東京西部保健生活協同組合発足 居宅介護事業所(梅里・上井草)開設 |
2000年 | 虹のヘルパーステーション開設 |
2001年 | 上井草診療所移転 上井草虹のヘルパーステーション開設 |
2003年 | 上井草診療所デイケア開設 |
2014年12月 | すぎなみ中央訪看ステーションサテライトのぞみ廃止 |
2018年3月 | 虹のヘルパーステーション廃止 |
2020年4月 | 東京西部在宅医療センター(和田堀診療所内)本格稼働開始 |
2020年4月 | すぎなみ中央訪看ステーションサテライトのぞみ開設 |